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2010年06月 アーカイブ

小脳はシワだらけ 2

小脳、動物界では、高等になればなるほど進化している。

両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類、そして人間と、進化の過程に沿って小脳の変化を見てみると、高等になればなるほど、脳全体に占める割合が大きくなっているのである。もちろん重さも重くなっている。

シワも高等なほど多い。
それだけ、高等になるにつれて役割の重要度を増しているということなのだ。

では、小脳は、人間ではどのような役割を果たしているのか?
からだのバランスを保ったり、自分の意思で行う運動をスムーズに行うための調節を行ったりしているのである。

頭から背中を走る脊髄

延髄の下には脊髄がある。
厳密には脳とはいえない部分だが、脳と切っても切れない仲。

背骨の中を通っているもので、長さは身長の28~29%。
日本人だと40~47センチメートルで、4つに区分され、上から頸髄、胸髄、腰髄、仙髄となっている。

この脊髄は、さまざまな刺激を受け入れて、直接反応するだけでなく、刺激を脳に伝え、脳からの命令を受け取ってから反応するといった役割を果たし、脳と密接な連携を保っている。

脳と脊髄のつながりを切ってしまうとどうなるか、その例を動物の実験で紹介しよう。
力エルの皮膚の上に酸を浸したろ紙をのせてみる。
すると、足を曲げたり伸ばしたりしてろ紙を取り除いてしまう反応が見られる。

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