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2010年07月 アーカイブ

頭から背中を走る脊髄 2

カエルより高等な猫に脳と脊髄のつながりを切ってしまう実験を行うと、足を引っ込めるくらいの単純な反応しか示さないのである。

いずれの場合も、脳が関係しないで、脊髄で反射が行われ、足が動いているのだが、高等な動物になればなるほど、つまり脳が複雑な働きをする生物ほど、脊髄と脳との関係を絶たれると、単純な反応しか示せなくなってしまう。

裏を返せば、高等な動物になるほど、手足を動かす働きが脳と密接な連携を保っているということである。

もちろん、人間でも脳の命令を待たずに反応することがある。熱いものに触って手を引っ込める反応などがそうだ。
だが、人間の場合、脊髄だけでは、それ以上の複雑な動きはできない。

複雑な動きをするには、脳まで情報が伝わって、そこから命令が出ていかなければならない。

脳は細胞でできている

脳の基本的な部分の各部は、何でできているのかというと、細胞で構成されている。

細胞というのは、生物を構成する基本的な単位で、人体の場合、平均17ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリメートル)程度の大きさのものである。

ロボットが金属でできているのと同じように、生物は細胞でできている。その生物は、単細胞生物と多細胞生物に分類される。
アメーバやゾウリムシなどの原生動物といわれるものや、植物プランクトンなどの植物は、たった1つの細胞でできていて、これらが単細胞生物。

たくさんの細胞が集まってできているのが多細胞生物で、ほとんどの動植物は多細胞生物である。

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